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「少欲知足」

 一戸30A(アンペア)まで。」で!!

 一戸20Aの受電契約でも充分なことがわかった。」!!
 わが家の受電契約は、6月までは30Aだった、使用電力の最大は5396W。合計3000W以上の電気製品のスイッチをONにすると、ブレーカー1個について20Aを超え電流が流れると正確に作動して一発で宅内停電を起してくれた。
 それを承知で使っていたが、計算して使えば全部で20Aでも充分なことがわかった。
 早速、東電に電話して契約受電量を20Aに変更した。基本料金月額が819円から546円になる。月では273円、年間では3,276円のコスト削減だ、こいつを何10年もやってたのだから恥ずかしい。

 大停電や計画停電とかとの屁理屈をくっつけて供給者の「霞が関薩長幕府」御用達の独占・独善・非公共企業である東京電力株式会社さま。こインチキ奴らに「販売・給電を拒絶」されるまえに「自らの意思で宅内(家庭内)停電」を試みてみることにしてみませんか。
 しっかり計算して使用すれば「宅内(家庭内)停電」をしなくてすむはず、「全手動宅内スマートグリッド」ってことだ。
 2011/07/14

街頭にテレビ、主役はルーキー長嶋茂雄に力道山だ。

 敗戦でうちひしがれた日本に、
明か〜るいナ〜ショナル!!明か〜るいナ〜ショナル!!」。
電化による生活文化の向上を 」と、となえられた松下幸之助翁が創業された会社の軽やかなコマーシャルが流れた。
 何か素敵なことがはじまりそうな予感がした。
 街にテレビがやって来た。1950年代のなかごろだったろうか。

ここを、クリックすると「ホっと」するかも、........

こちらは、「サザエさんち」です..........

 野球は、背番号3ルーキー長嶋茂雄 」後の「 ミスター 」だ、後楽園の観客席にホームランを連打した。天覧試合では9回裏、4:4同点、阪神のエース村山実の剛球を満員の観客席にカッ飛ばした。観客は総立ちだ!!両陛下の笑みが目に浮ぶ。
 プロレスは、空手チョップの「 力道山 」ルーテーズやシャープ兄弟をやっつけた。
 相撲は「 栃錦に若乃花 」、何んつったって、武甲山麓のスター、ハイ・ティーン三役の「 若秩父 」の活躍だ、マチの話題をさらった。
 街頭のモノクロテレビに、声援をおくった

背番号3は、1959年6月25日。後楽園で9裏、4:4。阪神のエース村山実の剛球を、両陛下の御前で、超満員の観客席にカっと飛ばしちゃった!!
背番号3は、1959年6月25日。後楽園で9裏、4:4。阪神のエース村山実の剛球を、両陛下の御前で、超満員の観客席にカっと飛ばしちゃった!!
空手チョップの力道山、ルーテーズをやっつける。
空手チョップの力道山、ルーテーズをやっつける。

 電器製品といえば、白熱電球並四のラジオ名司会者、宮田輝アナウンサーの「三っの歌」なんぞだった。
 冷蔵庫は勿論なし、洗濯は、盥と洗濯板にアデカ洗濯石鹸の全手動の人間尊重洗濯器。水は勿論井戸水。今言う、PETボトルに入ったミネラルウオーターそのものだ。

 「朝顔に 釣瓶とられて もらい水」。
 ときは元禄、約300年まえ1703年。12月31日の大震災の年にお生まれの加賀千代女の作品です。

並四(真空管4本のハイテクラジオ)
並四(真空管4本のハイテクラジオ)
全手動、人間尊重の洗濯器、フルセット。
全手動、人間尊重の洗濯器、フルセット。

 これらをつくるため、企業は安価な労働をもとめた。
 金の卵とすらいわれた若者は、集団就職の夜行列車で上野駅ほか都市部や工場地帯に吸い込まれていった。過密と過疎の同時進行のはじまりだった。
 ホワイトカラーもブルーカラーも満員電車に押しこめられ、寝床と職場をピストンのように往復し、がむしゃらに働いた

満員電車に、押し屋さんが押しこめてくれる、活動写真でどうぞ..........

 暑い夏はひとり1本の団扇縁側か縁台、それに打ち水。暖房の炬燵は煉炭、煮炊きは竃や七輪
 テレビ、洗濯機、冷蔵庫は「 三種の神器 」とよばれた「 家庭電化製品 」、縮めて「 家電 」という言うようになったのはこのころからだ。
 大量生産・大量消費による経済成長!!資源浪費の「 消費は美徳 ゼニが一番 」との、国家政策のゴングがなった。
 「 貧乏人は、麦メシを喰え。」との迷言を吐かれたシワガレ声の池田勇人内閣総理大臣は、「 所得倍増計画 」とやらをぶちあげ消費を煽った

縁側(縁台って、移動式のものもあった)
縁側(縁台って、移動式のものもあった)
  竃と釜に蒸籠、燃料は薪。水加減も火加減も   五感センサーで決める!!
  竃と釜に蒸籠、燃料は薪。水加減も火加減も   五感センサーで決める!!

 1964年の東京オリンピックはカラー放送だった、映し出された鮮やかな日の丸と聖火台の灯、日本中がテレビの前に釘づけになった。
 島安次郎翁・島秀雄翁が親子2代に亘って創られた弾丸列車は、新幹線と命名され、東京・大阪間を3時間ちょっとで結んだ。
 その後「 東名・名神の自動車専用道路 」は100km/hのスピードでぶっとばせるようになった。
 このころから、「 三種の神器 」ならぬ「 3C 」=カラーテレビ、カーにクーラーの時代に突入だ。「 三種の神器+3C 」に食器洗い機やチンなどなど、資源・エネルギー多消費型の「 家電 」なしにはくらしがなりたたなくなってしまった。
 ハイテク&IT最先端家事ロボットや人間管理ロボット、とかって言うものも出現した。電力会社はオール電化住宅のなるものの売り込みに躍起だ、本当にひとの役に立つのだろうか?

東京オリンピック、日本選手団の入場行進。
東京オリンピック、日本選手団の入場行進。

 外羅の里、荒川の清らか上流は、4つのダムで塞き止められ、水車を回しデンキをつくって都市部に届けた。清流が清流でなくなった。清流しか暮らせないカジカやヤマメそれに沢ガニくんなども棲処をなくした、人間さまのために。
 これが人間さまのためになったんだろうか。それならそれでいいのだが .....
 人間さまは、有限の資源そしてエネルギーをいくら浪費したら済むのだろうか。

ブレーカーって、こんな感じ。

 外羅は、契約受電量30Aで暮らしていた
 夏には、冷たいキリンビールを呑みながら高校野球も見たい、でも、涼は団扇1本だ。
 計算してスイッチを入れないとブレーカーが宅内停電にしてくれる。
 でも、冷蔵庫や通信回線(電話・ファックス・インターネット... )は、24時間通電してはじめて役に立つ家庭でのインフラだ。

 メトロポリタン東京の高層ヒルズにお住まいの諸兄姉に提案したい。
 甲子園の高校野球も東京ドームの巨人・阪神戦も、そして、はじまるかもし知れない八百長大相撲も、エアコンのブレーカーはoffにしてご覧になればご自慢のリビングルームはサウナに。
 高速昇降機さんには、1フロアー移動毎に1万円くらいの自動販売機方式になってもらえばセレブさまのプライドも充分満足させられるうえ、ちょっと長めの非常階段はスポーツクラブとして使える筈だ。
 
 日本の電力消費は大雑把に、家庭用、工業用、コンビニなどのサービス業用が夫々1/3くらいらしい。
 一戸の受電契約をすべて「30A20A以下 」にすれば、この分だけで、1/3×1/2で全体では15%くらい省資源・省エネルギーになるだろうと思うのが外羅の計算だ。
 東京電力株式会社さまおよび電力事業連合会さまに契約電力量別の契約・売電データの提供を、求めたが「 企業機密 」とか宣われてその提示または提供を拒否されたのでその実態を知る術がない。
 計画停電輪番停電とかで、蝋燭や電池電灯くらしにしなくっても済むのかもしれない.....
 試しに、30A20A以下の暮らしをしてみたら如何だろうか.....
 きっと、「少欲知足」のくらしが求められているのだ、と、思う。

 地球と謂う名の小さなで共生していくために.....
                                2011/05/01
                                2011/07/14改
                                  武甲外羅

ケイタイは勿論、パソコンもTVなかった、でも.......... 

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