「武甲」ってなんだ。
外羅の元棲処:むかし、きょう。
昔:1939年(昭和14年)頃。左側は秩父セメント秩父第一工場と煙突、右側か事務棟の屋根、手前は幹部社員の社宅群、だと思う。真ん中の丘陵は羊山公園。 |
今:2011年04月23日、左の写真とほぼ同じ場所からの撮影だが、仰角が異なり広角レンズなのでこのようになった。旧秩父セメント・秩父工場跡地で、手前の線路は引込線跡。当時の面影10本がそのまま残る。 |
武甲 ⇒ 武甲山:「ブコウザン」から、2文字をいただきました。
・太古の昔、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)がこの山の岩室に甲冑を奉納したと謂う
伝説からこう呼ばれるようになったらしい。
・埼玉県北西部・秩父山塊の一部をなし、
国土地理院によると、1930年代の身長:133600cm、体重:8千億kgであった。が、
1979年9月16日、頂上が発破され、脳死状態の無惨な姿を晒す羽目に遭いながらながら、コンクリート・セメントの主原料石灰石を供給し続けている。
最近の身体検査によれば身長:130400cm、体重:6千億kg、
膝高: 24800cm、胸囲および腹囲:測定不可。
炭酸カルシウムは多いらしいが、脂肪分や血管は無いので、メタボや高血圧にはなり
ようがない、との診断だ。
・所在地:埼玉県秩父郡横瀬町大字横瀬8645番地
緯度&経度:N35°57′06″E139°05′52″
秩父多摩甲斐国立公園の入り口で、
西武池袋駅から登山口までは特急レッドアローで約70分、池袋からら日帰りもOK。
4月〜GWにかけては、麓の丘陵・羊山では、武甲山をバックに広大な色とりどりの芝桜を、頂からは眺望を、お楽しみください。
2013年、春彼岸改
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武甲山・羊山公園から |
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身長&体重がこのようになったのは体全体が石灰岩(石)という超筋肉質のため、セメント⇒コンクリート・モルタル・コンクリートブロックなどとして、ビル、道路、橋・橋桁や電柱・枕木などの素材となり、人間さまのお役に立てたらしい。
結果、希望したわけではないダイエットで身体は削りとられ傷だらけになってしまった。
外羅が棲んでいたころは岩壁の部分には岩松などがあり白神山系のような大木は少ないものの、みどりいっぱい、喰いものにも寝処にも困ることはなかった。
1923年から88年に亘って削りとらた石灰岩は約2億トン。現在は、約6億トンということだから、88年まえの質量(体重)は約8億トンということになる。
*2011/04/06太平洋セメント株式会社 広報室。いままでのペースでダイエットを続けると176年後の2187年ころには身長&体重とも0となり、外羅の棲処だった「武甲山が武甲山跡」と、呼び名が変わって戸籍から消えてしまうかと思うと悲しい。
明治憲法ができる前の1884年民衆一万余が武装蜂起し、時の明治薩長幕府を震撼させ幕府軍によって鎮圧された「秩父事件」。首魁として死刑に処せられてしまった「秩父困民党軍総理・田代榮助」。死刑判決を受けながらも北海道に逃(匿わ)れ、死の直前、事件の全容を後世に伝えた「同会計長・井上傳蔵」が今生の別れをした場所でもある。
外羅 ⇒ ゲ ラ:キツツキ
外 ⇒ ゲ :網(羅)の外、人間さまに捕まっていない
羅 ⇒ ラ :網状に織った絹布、鳥を捕る網(霞網........)のことを「羅」とよぶ
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ブコゲラの友人、クマゲラくんです。 |
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「外羅」って奴は人間さまの都合で棲処をなくしてしまった。まぁ、住所不定「ホームレスのキツツキ」。
仲間は、猪・鹿・蝶(花札でお馴染みのイノ・シカ・チョウ)に、猿くんたち、毎日、石灰の粉塵・埃を吸って呼吸し、人間さまからは有害鳥獣とのご指定をいただいたたうえ、罠や鉄砲でその多くを失ってしまった。が、
外羅は、自然界の旬のものを腹八分目喰しているので、花粉症、アトピー性疾患や糖尿病になることはまずない?と思っている。
この3月15日ころから、人間さまが大量殺人用に開発したという、放射性物質「セシウム137」と「ヨウ素131」とかいい「死の灰」ともいわれる猛毒が、空気に混ぜられているらしい。霞が関薩長幕府のお役人さまは「直ちに人体に影響を及ぼすものではない!!」というが、信用できるものではない。
開幕以来、数えきれない前科をもつ霞が関薩長幕府のお役人さまのウソ800。ハンセン病も、有機水銀垂れ流しの水俣病、アスベスト撒き散らによる肺がんの多発、薬害エイズ..... 数えたってしょうがない!!大本営発表でないことを祈るのみだ。が、パーキンソンの法則によれば期待すること自体、外羅が間違っていることになってしまうのだが。
農薬は勿論のこと、化学肥料も原発も「大量殺戮兵器」をつくるついでにできたのだ。
ベトナム戦争でアメリカが使った「枯れ葉兵器」は「ベトちゃんドクちゃん」をつくり出した。そして今でも、300万人以上のベトナムの人たちが苦しんでいると聞く。
日本で田畑に撒くときは「霞が関薩長幕府の安全だ!!」とのお墨付きを得て「除草剤」と呼ばれる。
これから(今は、3月)の季節、田畑や果樹園などに盛大に撒かれるはずだ。
ゴルフ場ってところにはこいつがふんだんに撒かれたおかげで、仲間の多くが殺されちゃった、と、モグラくんとミミズくんから聞いた。ミミズくんにとってモグラくんは天敵なのに何故か信頼関係があるらしい。
人間さまが「安全だ!!安全だ!!」と、宣った、農薬や化学肥料のおかげで、仲間の「ドジョッコにもフナッコにも、タニシにもニラにも、そしてトキにもコウノトリにも会うことができなくなってしまった」。
親族であるゲラ族のなかには人間さまから「絶滅危惧種」とかのご指定をいただいているが、仮に絶滅するとしても人間さまのご憐憫を受けて生きのびるつもりはさらさらない。
数少なくなってしまった素晴らしき仲間たちと一緒にいつまで暮らせるのか、孫子はどうなってしまうのか心配は残るが、陸の王者人間さま、科学の粋を尽くしたとか謂う原子力や原発なんてやつのトドのつまりは、人類滅亡加速器としてその機能を充分に発揮することだろう。そのときご一緒するのはご免こうむりたいが、人間さまには叶わない......
全てのエネルギーはお天道さまからいただいているってことを忘れないでくださいね。
外羅の自己紹介
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